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小布施町の地域おこし協力隊の日々のあれこれ

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オブフェス延期、そして・・・<ゼロからフェスを作る>

   

みなさま、ご無沙汰しております。
延期決定から2か月弱経過して、気持ちの整理がつきましたので、延期のことについてとその後のお話をさせていただきたいと思います。

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2016年4月某日

OBUSE FES 実行委員会一同は、2016年6月4日に開催予定だったOBUSE FES.宴-Utage-を延期する決定を下しました。

断腸の思いでの決断でしたが、非常に意味のあるものでした。
延期にせざるを得ない理由が、「このまま実施に向けて動くべき」理由を上回ったからです。

大きな理由は実行委員長である私が未熟であったこと。
未経験の私が始めたことに対して、感謝すべきことにたくさんの方に動いていただきました。結果、たくさんのお金も動くことになる想定でした。しかしながら、それらをまとめきる為の力が圧倒的に不足していました。

「実行委員長のあなたはどうしたいのか」

この言葉は各方面からよく問われた言葉です。
実行委員長の意見が今日も明日も違っていたら、誰もが困惑するし付いて来なくなるのだと言われたのです。まず大事なのは実行委員長がどんなフェスにしたいのかというとてもシンプルな一点であったこと。

様々な方が関係し始めると、十人十色の思いがあります。それもわかる、これもわかる、と私はそれらを全て飲み、平和に丸く収めたいと思ってしまいました。
その優柔さは、小布施フェスの目的を曖昧なものにしていきました。

だからどんなフェスなのか、ターゲットが誰なのか、と問われた時に自信を持って答えられなかったのです。
本当だったら熱い思いで答えられるはずなのに・・・それも悔しかった。

このまま、突っ走ることはお客様はもちろん、アーティストのみなさま、そして何より私たちスタッフにとって幸せではなくなってしまう。
形として1回目としてやりきることはできても次に続いていかないと思いました。

そこで、

●1年後に向けて、時間を掛けてじっくり構築していくこと。
●何を実現したい為のフェスであるのかを明確にすること。(コンセプト)
●実行委員自らが楽しむこと。
●身の丈に合う範囲から始めること。(規模も金額も)
●そもそも小布施でフェスをやるなら何を大切にするのかを考えること。

これらがとても大事なことなのではないかと考え、再スタートを切ることを決意しました。

皆様には誠に勝手なことと承知の上でしたが、この決断で良かったと思っています。
フェスを延期し、非常に苦い思いで過ごしてきました。申し訳なさや情けなさもあります。
小布施町に一年もいない内から大きな事を始めようとしてしまったけれども、今後まだ見ていないイベントを、小布施やその周辺市町村でもっと見知ることで得られることがたくさんあると思います。

何より、私の身の丈に合った規模でやるべきだと思いました。
そしてもっと周囲に頼ろうと思いました。

今年のオブフェスで得た収穫はとても多くありました。
一方、自分の力不足や不甲斐なさも同時に見えて辛かったですが、こんな人間でもフェスは作れると信じて、次のステージへと進みます。

イベントを作り上げることは本当に難しくて、物凄く労力の要ることです。だからどんな規模であれそれらを実現してきた人たちを尊敬します。
もっとそんな方々からもお話を聞いたりしたいですし、今の私にはそんな時間も必要だと思います。

もし、この私と一緒に作りあげたいという方がいたらご一報いただければ幸いです。
そしてできたらみなさま今後もオブフェスにお付き合い願います。

2016.6.28 OBUSE FES 実行委員長

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