27年間都会暮らしが田舎暮らしはじめました

小布施町の地域おこし協力隊の日々のあれこれ

*

【活動日記】栃木県の地域おこし協力隊サミットで講師してきました!2日目

   

みなさま、こんにちは。

さて、地域おこし協力隊栃木県サミット、2日目のお話に続きます。

1日目の記事は コチラ
 

1.懇親会でのお話

 
濃〜い1日目の研修を終えて、夜は会場を移しての懇親会がありました。

あれ、まさかの会場は外!?笑
バーベキューとのことで、この時期だと火の温かさが身にしみます〜。

みなさん各地域からお越しになっているとのことで、自慢の品や地酒のご紹介の時間が何度かあり、その流れで私もたくさん色々戴いちゃいました。りんごやピクルスや日本酒などなど、とっても美味しかったです。ごちそうさまでした。

あと、会場である「サンタヒルズ」
ここの雰囲気いい感じでした。
サンタヒルズ HP

クリスマス先取り、のイルミネーションで迎えられてビックリ!
サンタヒルズ イルミネーション

サンタヒルズ イルミネーション

朝はこんな感じ。幻想的ですごく良い。

サンタヒルズ コテージ

そういえば、今までコテージに泊まるって経験無かったかもしれません。
思わずテンション上がりましたね。
会場でバーベキューして、すぐ寝れるって最高。
すごく良かったです。

さて、栃木県の協力隊の皆様を見ていて感じたことなんですが・・・結構みなさん仲良しだな〜。ということ。

サンタヒルズ コテージ

サンタヒルズ コテージ

誤解しないでください、長野県が仲悪いとかではありませんよ。
でも、栃木のみなさん雰囲気がとても良かった。(お酒が入ってたからだけではないですよ、その前からです。)

同じ地域の協力隊同士でも仕事内容は異なることが多いので、案外、日々の接点も無くなっちゃったりするんですよね。
でも、お互いにちゃんと気にしてて、たまに会ったり情報交換し合っているんだろうな、なんてちょっと感じたりしました。個人的な感想です。でも雰囲気にそういうのが出る気がして。だからなんとなく。

さて、ここでお話し聞かせてもらったこととしては、

・着任間もなく、これから色々と動いていこうとしている方
・自身にスキルがあり、それを生かしてどんどん動いている方
・計画をした事を既に実行に移し、次のステップを考えている方
・任期終了に近づいてきていて、明確にやりたい事を見据えて準備している方

今立っているステージやスピード感など、様々な方がいました。
そんなみなさんのお話、とても興味深く聞かせていただきました。
自分に照らし合わせたりしながら聞いてましたが、人によってスピード感が違っているのも良いな〜と思いました。きっと見えてくる世界も変わってくるだろうなと。どちらが良い悪いではなく。

任期中に結果を出せている方もとても素晴らしいですし、自分のペースで着実に進めている方も素敵だと思います。

そんなことに気付けて私が励まされたと言いますか・・・。
焦らず自分ができる事をやれば良いんだな、と思えるようなお話をたくさんお聞きすることができました。
ありがとうございます!

 

2.2日目:那珂川町の協力隊の皆様のお話(小砂地区)

 
さて、2日目です。
コテージを後にし、移動したのは旧馬頭北保育所
小砂(こいさご)地区にある施設です。
この小砂ですが、皆さんご存知でしょうか。

「日本で最も美しい村連合」

日本で最も美しい村連合このロゴマークに見覚えのある方はいるかもしれません。
ここに登録されている地域なんです。
日本で最も美しい村連合 HP
現在で60町村の加盟。
これは条件にクリアしないと入れないのですが、小砂地区は協力隊の方が来て1年目で見事クリアしたのだそうです。

ということで、流れでその方のお話を先に・・・。(実際の発表順とは異なります)

ここでアート活動をメインに行ってこられた稲垣さんのお話。
自分の特技であるアートという分野を使って、この地区の方々をアートで巻き込んでいくようなものでした。
畑を使ったアートをみんなに協力してもらいつつ完成させたり、出生祝いのカフェオレボウルの制作、今回の会場であった元保育所の施設を使っての音楽イベント、お母ちゃんカフェのオープンなど、とにかく動いていることや、その活動内容それぞれに対し素直に凄いなと思いました。

また、彼女の特徴的なこととして、ここで活動をするのは3年のみということを初めから決めた活動の仕方をしていました。(任期は残り僅か)

私は地域おこし協力隊の任期である3年間の後、必ず残らないといけないという強制はいらないと思っています。
それは逆に隊員にとっての足かせになりかねないし、それぞれの一つのステップの場として位の捉え方でいいのかなと。
私は正直悩んでいるし、残る方法で考えつつもまだ違う方向も考えている。

そういう意味で彼女は潔いし、そのつもりで動いてきたから、

自分が居なくなってもここの住民の皆さんが自発的にできるように

と考えて、実際に自分が居なくても回る仕組みを考えていった。

この辺りは、中々出来る事じゃないと思うので、凄いなと思っています。
非常に参考になるお話で面白かったです。彼女はこれから違うフィールドで活躍されるとの事で楽しみです!

****

そして、2人目、料理研究家として”食”の活動をされている小鮒さんのお話。
きっかけはご自身が生死に関わる病気を患った事。

そこから食についての追求が始まったのだそうです。
生きるという事に直結しているのが食べる事。
私も実は食について考えさせられる病気をした時期があって、すごく共感する部分がありました。
裏の添加物表示とか気にするタイプなので。

そして、彼女の活動もご自身のスキルを活かして皆さんに共有するというところ。

ご家族で移住し、農園をやりつつ、教室も開催するなど、精力的に活動されている彼女。料理研究家としての肩書きと、地域おこし協力隊の肩書きを上手に使い分けつつ、(恐らく)”実験的”に色々やっているというのが聞けて良かったです。

この方は地域おこし協力隊の制度をとても上手に活用されている方なんだろうなと感じました。
彼女はどっしり構えたところもありつつ、3年後の任期終了後のこの地域での動き方を見据えながら、今までの経験をフル活用でどんどん動く!という方でした。
かなり参考にさせていただきました!

****

女性ってやっぱり強いなーと思わせる2名のお話、聞かせていただいて感じたのはスキルを持っていることのメリットですね。
2人には共通している部分も多く、動き方にもある程度安定感を感じます。

自身のスキルを発揮出来る場を見つけてそこで活躍するというのは、地域おこし協力隊なら通常より割と叶いやすいことなのではないかなと感じます。それを実践している方々のお話なんだなーと思いました。

この2名の他にも地域おこし協力隊と別名義での活動を分けているという方も何名かいらっしゃったので、この動き方には刺激受けました。

 

3.2日目:那珂川町の協力隊の皆様のお話(馬頭地区)

 
さて、次に場所を移動して馬頭地区でのお話。
会場は旧明治屋という建物。
ここは現在、地域おこし協力隊の方が拠点として使っているみたいです。

その地域おこし協力隊小島さん、彼は福祉のお仕事からこの世界に飛び込んできた方だそうです。

旧明治屋、結構雰囲気の良い場所でした。

旧明治屋 馬頭地区

毎週水曜日の夜にはここで一人一品おかず持ち寄りでご飯会をやったり、
プラモデル会をやったり、
スターウォーズ上映会をやったり、
お化け屋敷やったり、
商店街のイベントの際に休憩所として利用したり、

人の集まる場として、「あそこで何かやってる」程度の認識から、ジワジワと知れ渡っている様です。

こういう場って良いですよね。
何かやってるわ〜って初めは冷めた目で見てくるだろうけれど、徐々に自分も関わりたいなと思う人が自然と声を掛けてくれたりするんだと思います。

本人はゲストハウスやりたいらしく、今後のことも考えつつ動いているとのことなので、この場所の動きや、周囲の方の反応の変化とかも楽しみつつ、旧明治屋は注目ですね!

****

そして、次が戸松さんという地域おこし協力隊員
民間主導の「まちづくり会社」の一員として活動されている方です。

本格的な活動はこれからだそうで、その準備や今後の展開などお話しいただきました。
馬頭地区、実は結構良いところがたくさんあるんです。

例えば、歌川広重の作品中心の、馬頭広重美術館(隈研吾設計)
馬頭広重美術館写真引用:d&department.com HP

とか、中央が県境となっていて、左が栃木県、右が茨城県になっている珍しい神社、鷲子山上神社
フクロウの神社 鷲子山上神社写真引用:フクロウの神社 鷲子山上神社 HP

などなど、他にも町のこういった魅力を盛り込んだ体験企画やツアーを旅行代理店へ売り込んでいったりしていくお仕事を中心に地場産業振興などにも関わっていく方向性の様です。

この方は役場とは離れた形での雇用形態ですね。最近ちょこちょことその様なスタイルの協力隊員を耳にします。
私も半分くらいそんな感じです。

地域おこし協力隊はまちづくり会社に所属した方がやりやすそうな気もしてます。役場にいると、役場職員扱いされて身動き取りづらそうな隊員もいらっしゃるので・・・。

話は逸れましたが、彼の今後の活躍にも期待ですね!

****

というわけで、4名の那珂川町の地域おこし協力隊員のお話を聞かせていただいた2日目でした。
参考になるお話ありがとうございます。
 

4.最後に

 
長くなりましたが・・・これにてまとめに入ります。
2日間最後まで同行させていただきました!
最後の最後まで送迎していただき、本当に有難い限りです。。

こんな長いレポになるとは思っていなかったのですが、皆様に刺激をたくさん受け、自分自身の経験値も上げることができたこの機会を作ってくださったことが、感謝の気持ちと相まってこの様に表現されたのだと思います。

1年とちょっとの活動を経過して、まだまだ足りない部分が多く苦しんでいた中で、自分に一体何ができるのだろうか、とかそんなネガティブなことも考えながら活動続けていた中でのこんな出来事。

スキルなど無くても、経験からお話をすることはできる。

今回の一件は正にそんな風に言ってもらえた様で、少し励まされた気持ちです。

この度みなさんとお話をさせて頂き、それぞれに悩みもあるのだなと思い聞いていたのですが、私も同じ立場なもので、一緒になって考えたりしてました。

で、やっぱり結論は、当たり前ですが

動くしかない!

これに尽きる。
え、何もやらないで終わるの?それって、じゃあ何で来たの?
って思われるし、何より自分が悔しいじゃないですか。

成果が全てではないけど、ココに来た証を一つでも残したい。
みなさんのお話を聞いてこんな感想を抱きました。

私にとっても為になる良い2日間でした。

そしてこの記事を仕上げるまでが私の講師としてのお仕事であることは重々承知をしております。(きっかけがブログなので)
というわけで今回の件はブログに始まり、ブログで締めさせていただきます。

それでは、栃木県の皆様また是非!
お互いに頑張りましょう。

 - 地域おこし, 思考, 日記, 田舎暮らし