27年間都会暮らしが田舎暮らしはじめました

小布施町の地域おこし協力隊の日々のあれこれ

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まずは経験させてくれる、そんな大人がたくさん増えると良いなと思う。

   

みなさま、突然ですが質問です。

人生の先輩である大人たち、様々な経験をしてきた大人たちと接する機会は多いですか?

そんな方々は自分が
「面白そう!こんなことやりたい!」
と提案したことに対してどんな反応を示しますか?

一緒に、「おおー、いいね面白そう!」と乗っかってくれる方はどれだけいるのでしょうか。

みなさんも以下の言葉を掛けられたことは一度くらいはあるかと思うのですが、
先輩方の経験則から、
「やってもどうしようもない」「失敗するから止めた方がいい」
と、頭から否定されたら悲しいですよね。

もちろん、彼らは経験上どうなるかわかっていて、失敗に終わるのがわかっているからアドバイスをしていることも事実です。それらの言葉はある意味リスク回避させる為の優しさでもある。

ただ、私が思うに・・・

失敗を含めて経験をする

ことも非常に大事だなと思うのです。

私は小布施で地域おこしの活動をして1年足らずの人間ですが、この町の良い所の一つに、

まずはその人の思う様にやらせてくれる

そして、進めていく上で困ったことがあったらサポートしてくれる大人がいた。
ということがあると思っています。

真っ向から否定せず、いい意味で野放しにしてくれている。
でもちゃんと気には掛けてくれている。

だから私はちゃんと”失敗”できた。
有難いことだなと思っています。

でもそんな大人がいたことに対して、それには理由があると思っています。
このような流れがあるのかな〜と、私が小布施で肌で感じたことが以下のフロー・・・。

① 10000人程度の町だから、町民の顔や動きが見えやすい。
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② 町の中で限られた人しか動いていないという現実も見える。
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③ 後継者、次世代を育てなければ町全体の存続の危機に晒される、という意識が芽生えやすい。
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若者や、挑戦者を応援しようという気持ちになる。

 

特に③という意識が強い地域ほど、「まず経験させてくれる」という部分に影響してくるのかな、なんて思います。

失敗も成功も、経験することが次へのステップへ繋がっていきます。
最初からできる人はいないのです。
まずやってみて、上手くいかないという経験の大切さをわかっている大人は、やりたいこと自体のクオリティとか云々ではなく、過程ややる気を重視してくれています。
「その人がそれによって成長してくれることを願っているのだ」
と、これは実際に言われた言葉でもあります。

そんな大人がたくさんいてくれることが、地域おこしに必要な一つのことだと思いました。
ということは、私もそういう大人になることが求められます。

ちょうどこの前まさに、ある女子高生から

「こんなことやってみたい!」

と提案がありました。
とても嬉しい気持ちになり、サポートする!やってみよう!
と声を掛けました。

こうやって、新しい世代が自由に動いていける社会というのが自然な流れであり、そうであるべきだと強く思ったのです。
だから私はこれからも失敗含めてもっと様々な経験をし、私より若い世代へは否定せず見守りつつ経験させてみる、ということを意識して動いていきたいと思っています。

ということで最後に、以前勤めていた会社でよく社長が引用していた、山本五十六のこの言葉で締めたいと思います。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。」

 - 地域おこし, 小布施町, 思考, 田舎暮らし